WACC(加重平均資本コスト)計算
株主資本コストと負債コストからWACCを計算します。
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- 2. 計算ボタンを押す
- 3. 結果がすぐ表示
プリセット
- 📌 ローリスク企業
- 📌 平均的企業
- 📌 ハイリスクスタートアップ
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このツールについて
WACC(加重平均資本コスト)は、企業が新たな投資を行う際の意思決定に不可欠な指標です。例えば、WACCが5%の企業が、期待収益率6%のプロジェクトに投資すれば、価値創造に繋がります。一方、期待収益率4%のプロジェクトは、資本コストを下回るため投資すべきではありません。このツールを使えば、自社の適切なWACCを瞬時に算出し、効率的な資金調達や投資判断をサポートします。
計算の仕組み
本ツールでは、まず「株主資本(時価)」と「有利子負債」から総資本を算出し、それぞれの資本構成比率(株主資本比率、負債比率)を求めます。次に、「負債コスト」に「実効税率」を考慮した税引後負債コストを計算。最後に、「株主資本コスト」と税引後負債コストを、それぞれの構成比率で加重平均し、WACCを算出します。計算式は `WACC = (株主資本 / 総資本) × 株主資本コスト + (有利子負債 / 総資本) × 負債コスト × (1 - 実効税率)` です。これにより、企業全体の資金調達コストが明確になります。
使用例
新規事業投資の評価基準
新しいプロジェクトの採算性を評価するためのWACC算出。
- 株主資本(時価): 1,000
- 有利子負債: 500
- 株主資本コスト: 8
- 負債コスト: 2
- 実効税率: 30
算出されたWACC 5.80%は、企業が新規事業から最低限期待すべき収益率を示します。もしプロジェクトの期待収益率がこれより低い場合、企業価値を毀損する可能性が高いため、投資を見直すべきという判断材料になります。
高負債企業の資本構造分析
負債比率が高い企業のWACCを算出し、資金調達の効率性を分析。
- 株主資本(時価): 500
- 有利子負債: 1,000
- 株主資本コスト: 10
- 負債コスト: 3
- 実効税率: 30
負債比率が高くても、負債コストが株主資本コストより低く、税務メリットもあるため、WACCが低くなることがあります。しかし、過度な負債は財務リスクを高めるため、WACCだけでなく財務健全性も考慮した上での投資判断が重要です。
低税率企業の最適な資本構成
実効税率が低い企業のWACCを評価し、資本構成の影響を考察。
- 株主資本(時価): 1,500
- 有利子負債: 300
- 株主資本コスト: 7
- 負債コスト: 2
- 実効税率: 10
負債比率が低く安定性が高い企業でも、実効税率が低いと負債の税務メリットが薄れるため、結果的にWACCが高くなる傾向があります。最適な資本構成を見つけることで、WACCをさらに引き下げ、企業価値向上に繋げることが可能です。
計算方法の解説
WACC
WACC = 株主資本比率×株主資本コスト + 負債比率×負債コスト×(1−税率)。