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最終確認: 2026年4月出典 2

年金分割計算

離婚時の年金分割(合意分割・3号分割)の概算額を計算。分割割合に応じた受給額の変化をシミュレーション。

  1. 1. 入力条件を入れる
  2. 2. 計算ボタンを押す
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プリセット

  • 📌 離婚時3号分割
  • 📌 合意分割50:50
  • 📌 合意分割30:70
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このツールについて

「年金分割計算」ツールは、離婚時の年金分割(合意分割・3号分割)によって将来の年金受給額がどのように変化するかを、手軽にシミュレーションできるサービスです。 離婚に際して、夫婦が婚姻期間中に納めた厚生年金や共済年金(国民年金は対象外)を分割し、それぞれの老後の生活資金に充てられるようにする制度が「年金分割」です。この制度には、夫婦の合意または裁判所の決定に基づいて分割割合を決める「合意分割」と、国民年金の第3号被保険者(主に専業主婦・主夫)だった期間について、自動的に2分の1ずつ分割される「3号分割」の二種類があります。 年金分割は、特に年収に差があった夫婦にとって、離婚後の経済的基盤を確保する上で非常に重要な意味を持ちます。しかし、具体的な年金受給額の変化をイメージしにくいと感じる方も少なくありません。 このツールでは、現在の年金額(または見込み額)、婚姻期間、そして希望する分割割合を入力するだけで、分割後の概算年金額を瞬時に算出します。これにより、「もしこの割合で分割したら、自分の年金はどれくらい増える(減る)のか?」「相手の年金はどれくらい変化するのか?」といった疑問に答え、具体的な老後の生活設計を立てる上での一助となります。 あくまで概算値であるため、実際の年金分割手続きにおいては、専門家へのご相談や年金事務所での詳細確認をお勧めします。しかし、まずはこのツールを使って、あなたの未来の年金について具体的なイメージを掴んでみませんか。

計算の仕組み

「年金分割計算」ツールの計算方法は、以下の原則に基づいています。 1. **対象となる年金**: このツールで計算するのは、婚姻期間中に夫婦それぞれが納付した「厚生年金」または「共済年金」の保険料に対応する部分です。国民年金(基礎年金)は分割の対象外となりますのでご注意ください。 2. **合意分割の仕組み**: 夫婦の話し合い、または裁判所の決定により分割割合を定めます。このツールでは「splitRatio」の入力値(0から0.5の間、上限は50%)を基に計算します。例えば、一方の配偶者が、夫婦の年金記録の合計に対し50%の按分割合を最終的に取得する場合、入力値は0.5となります。 3. **3号分割の仕組み**: 平成20年4月1日以降の婚姻期間のうち、一方が国民年金の第3号被保険者であった期間に限定されます。この期間については、当事者の合意がなくても、自動的に2分の1ずつ年金記録が分割されます。このツールで「splitType」を「3号分割」に選択すると、自動的に「splitRatio」が0.5として計算されます。 4. **計算ロジック**: * まず、入力された夫婦それぞれの「現在の年金額(spouseAPension, spouseBPension)」を基に、婚姻期間(marriageYears)中の厚生年金・共済年金部分の総額を推計します。 * 次に、選択された「splitType」と「splitRatio」に基づき、夫婦間で年金記録を分割します。具体的には、夫婦の年金記録の合計額を按分割合に応じて再配分し、それぞれの年金額がどのように変化するかを概算します。 * 最終的に、分割後の夫婦それぞれの年金受給額(概算)と、分割前の年金額との差額を表示します。 本ツールは簡易的なシミュレーションであり、実際の年金分割額は個別の保険料納付状況や年金制度の改正等によって変動する可能性があります。正確な金額は年金事務所にご確認ください。

使用例

年収差が大きい夫婦の合意分割

夫が会社員として長年働き、妻は専業主婦期間も長く、夫の厚生年金が妻より大幅に多いケース。婚姻期間25年で、夫婦の合意により、妻が夫婦の年金記録の合計の50%を取得する形で分割を希望しています。

入力値:
  • 配偶者Aの厚生年金(月額): 20 万円
  • 配偶者Bの厚生年金(月額): 5 万円
  • 婚姻期間: 25
  • 分割割合: 0.5 %
  • 分割方式: 合意分割
結果: Aさん(夫)の分割後月額: 約125,000円 Bさん(妻)の分割後月額: 約125,000円

夫の年金記録20万円と妻の年金記録5万円の合計25万円を、婚姻期間中の夫婦の貢献とみなし、その半分ずつ(12.5万円ずつ)になるように調整されます。夫は月7.5万円減額、妻は月7.5万円増額される概算となります。

専業主婦のいる夫婦の3号分割

夫が会社員、妻が専業主婦の夫婦で、平成20年4月1日以降も婚姻期間が15年あるケース。妻は夫の扶養に入り第3号被保険者でした。離婚に際し、この期間について3号分割を適用します。

入力値:
  • 配偶者Aの厚生年金(月額): 18 万円
  • 配偶者Bの厚生年金(月額): 0 万円
  • 婚姻期間: 15
  • 分割割合: 0.5 %
  • 分割方式: 3号分割
結果: Aさん(夫)の分割後月額: 約90,000円 Bさん(妻)の分割後月額: 約90,000円

3号分割は、平成20年4月1日以降の第3号被保険者期間について自動的に年金記録が2分の1に分割される制度です。この例では、婚姻期間15年がすべて3号分割の対象となるため、夫の厚生年金記録18万円が妻と2分の1ずつ分割され、それぞれ9万円ずつの受給となる概算です。

共働き夫婦の微調整合意分割

夫婦ともに会社員として働き、厚生年金を納めてきた共稼ぎ夫婦。夫の年金が15万円、妻の年金が12万円と比較的近いですが、離婚に際して妻が夫婦の年金記録の合計の45%を取得する形で合意分割を検討しています。婚姻期間は20年です。

入力値:
  • 配偶者Aの厚生年金(月額): 15 万円
  • 配偶者Bの厚生年金(月額): 12 万円
  • 婚姻期間: 20
  • 分割割合: 0.45 %
  • 分割方式: 合意分割
結果: Aさん(夫)の分割後月額: 約148,500円 Bさん(妻)の分割後月額: 約121,500円

夫婦の年金記録の合計27万円に対し、妻の最終的な按分割合を0.45とする合意分割をシミュレーションします。この結果、夫の年金がわずかに減り、妻の年金がわずかに増える概算となります。

計算方法の解説

年金分割とは

離婚時に婚姻期間中の厚生年金記録を分割する制度です。

合意分割

夫婦の話し合いまたは裁判で分割割合を決定(上限50%)。2008年4月以前の期間も対象。

3号分割

2008年4月以降の第3号被保険者期間について、相手の同意なしに50%分割可能。

よくある質問

国民年金(基礎年金)も年金分割の対象になりますか?

いいえ、国民年金(基礎年金)は年金分割の対象外です。年金分割の対象となるのは、夫婦が婚姻期間中に支払った厚生年金や共済年金の保険料に対応する部分のみとなります。

年金分割の手続きは、離婚後いつまでにすれば良いですか?

年金分割の請求は、原則として「離婚した日の翌日から2年以内」に行う必要があります。この期間を過ぎると、原則として請求権が消滅してしまいますのでご注意ください。

年金分割の割合は必ず2分の1になりますか?

いいえ、必ずしも2分の1になるとは限りません。「合意分割」の場合、夫婦の話し合いや裁判所の決定により、最大で2分の1(50%)までで分割割合を自由に定めることができます。「3号分割」の場合は、対象期間について自動的に2分の1となります。

よくある質問

使用のコツ

  • 正確な年金額の把握: 概算ではなく正確な年金額を知りたい場合は、「ねんきん定期便」を確認するか、年金事務所で「年金分割のための情報提供請求書」を提出して確認しましょう。
  • 専門家への相談: 年金分割は老後の生活設計に大きく影響します。不安な点や疑問点がある場合は、弁護士や社会保険労務士などの専門家に相談することを強くお勧めします。
  • 婚姻期間の正確な確認: 年金分割の対象となるのは婚姻期間中の厚生年金・共済年金です。特に3号分割は平成20年4月1日以降の期間が対象となるため、正確な婚姻期間を確認しておくことが重要です。
  • 公正証書の作成検討: 合意分割の割合が決まったら、将来のトラブルを避けるためにも、公正証書を作成して合意内容を明確にしておくことを検討しましょう。
  • 財産分与との総合的な検討: 年金分割だけでなく、不動産や預貯金などの「財産分与」も離婚時の重要な取り決めです。これらを総合的に考慮し、トータルで納得のいく離婚条件を話し合うことが大切です。

関連する知識

参考文献

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公的年金だけでは不足を感じたら、年金分割計算の試算と合わせて私的年金プランを。iDeCo・年金保険を比較できるサービスで自分に合う組合せを検討しましょう。