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最終確認: 2026年4月出典 2

退職金の税金計算

退職金にかかる所得税・住民税を計算。勤続年数に応じた退職所得控除額も自動算出します。

  1. 1. 入力条件を入れる
  2. 2. 計算ボタンを押す
  3. 3. 結果がすぐ表示

プリセット

  • 📌 勤続10年・500万
  • 📌 勤続20年・1500万
  • 📌 勤続35年・3000万
万円
25

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このツールについて

長年の勤労を終え、いよいよ迎える退職。その際に支給される「退職金」は、老後の生活設計を左右する大切な資金です。しかし、退職金にも税金がかかることをご存知でしょうか?ご安心ください、退職金は他の所得と比べて税制上の優遇措置が大きく、適切に計算すれば思っているよりも手取り額が多くなる可能性があります。 この「退職金の税金計算」ツールは、あなたの退職金にかかる所得税と住民税を簡単に算出できる便利なツールです。入力するのは、受け取る予定の退職金額、これまでの勤続年数、そして障害者退職であるかどうかの3点だけ。煩雑な計算式や税率表を調べる手間は一切不要です。 勤続年数に応じた「退職所得控除額」も自動で算出されるため、控除額を考慮した正確な税額を瞬時に把握できます。退職金は、今後のライフプランを計画する上で非常に重要な要素です。このツールを活用することで、手取り額の見込みを立て、賢い資産形成や老後設計に役立ててください。退職を控えている方はもちろん、将来の退職金について知りたい方も、ぜひお気軽にご利用ください。

計算の仕組み

退職金の税金(所得税・住民税)は、以下のステップで計算されます。 **1. 退職所得控除額の算出** まず、退職金から差し引かれる「退職所得控除額」を計算します。この控除額は、勤続年数に応じて以下の式で算出されます。 * **勤続年数20年以下:** 40万円 × 勤続年数(80万円に満たない場合は80万円) * **勤続年数20年超:** 800万円 + 70万円 × (勤続年数 - 20年) また、障害者になったことが直接の原因で退職した場合は、上記の金額に100万円が加算されます。 **2. 退職所得の金額の算出** 次に、実際に課税対象となる「退職所得の金額」を計算します。 退職所得の金額 = (退職金 - 退職所得控除額) × 1/2 ただし、特定の役員等の退職金で勤続年数5年以下の場合は、1/2計算の特例が適用されないケースがあります。このツールでは原則的な計算に準じます。 **3. 所得税額の算出** 算出された退職所得の金額に、所得税の速算表(累進課税)を適用して所得税額を計算します。 **4. 住民税額の算出** 退職所得の金額に、住民税率10%(市町村民税6%+道府県民税4%)を乗じて住民税額を計算します。 このツールは、上記の一連の計算を自動で行い、退職金にかかる税額を瞬時に表示します。

使用例

例1: 勤続年数10年の退職金計算

勤続10年で退職金1,000万円を受け取る場合の税金を試算します。

入力値:
  • 退職金額: 1,000 万円
  • 勤続年数: 10
  • 障害者になったことによる退職: いいえ
結果: 所得税: 約30万円、住民税: 約30万円

勤続年数10年の場合、退職所得控除額は40万円 × 10年 = 400万円です。退職所得は (1,000万円 - 400万円) × 1/2 = 300万円となり、この金額に対して所得税・住民税が計算されます。

例2: 勤続年数30年の退職金計算

勤続30年で退職金2,500万円を受け取る場合の税金を試算します。

入力値:
  • 退職金額: 2,500 万円
  • 勤続年数: 30
  • 障害者になったことによる退職: いいえ
結果: 所得税: 約50万円、住民税: 約50万円

勤続年数30年の場合、退職所得控除額は800万円 + 70万円 × (30年 - 20年) = 1,500万円です。退職所得は (2,500万円 - 1,500万円) × 1/2 = 500万円となり、この金額に対して所得税・住民税が計算されます。

例3: 障害者退職の場合の退職金計算

勤続15年、障害者となったことが直接の原因で退職し、退職金1,500万円を受け取る場合の税金を試算します。

入力値:
  • 退職金額: 1,500 万円
  • 勤続年数: 15
  • 障害者になったことによる退職: はい
結果: 所得税: 約40万円、住民税: 約40万円

勤続年数15年の場合、通常の退職所得控除額は40万円 × 15年 = 600万円です。障害者退職のため、この金額に100万円が加算され、控除額は700万円となります。退職所得は (1,500万円 - 700万円) × 1/2 = 400万円となり、この金額に対して所得税・住民税が計算されます。

計算方法の解説

退職所得控除の計算

勤続20年以下:40万円×勤続年数(最低80万円)

勤続20年超:800万円+70万円×(勤続年数−20年)

退職所得の計算

退職所得=(退職金−退職所得控除)× 1/2

この退職所得に対して所得税・住民税が課されます。分離課税のため他の所得とは別に計算されます。

よくある質問

退職金にかかる税金は、他の所得と合算されますか?

いいえ、退職金にかかる所得税・住民税は、給与所得など他の所得とは別に計算される「分離課税」方式が採用されています。このため、退職金を受け取っても、他の所得の税率が上がるといった影響はありません。

退職所得控除額はどのように決まりますか?

退職所得控除額は、あなたの勤続年数によって決まります。勤続20年以下か20年超かで計算式が異なり、勤続年数が長いほど控除額も大きくなります。また、障害者となったことが直接の原因で退職した場合は、さらに100万円が上乗せされます。このツールではこれらを自動で計算します。

退職金を年金形式で受け取る場合も、このツールで計算できますか?

このツールは、退職金を「一時金」として一括で受け取る場合の税金計算に特化しています。退職金を「年金形式」で受け取る場合は、公的年金等として「雑所得」の対象となり、計算方法が異なりますのでご注意ください。

よくある質問

使用のコツ

  • 退職金は、受け取る時期によって税制が変更される可能性もあります。最新の税法情報を確認しましょう。
  • 会社から発行される「退職所得の源泉徴収票」は、確定申告や各種手続きで必要となる場合がありますので、大切に保管してください。
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)などで積み立てた資金を一時金として受け取る場合も、退職所得として扱われ、同様の税制優遇が適用されることがあります。
  • 退職金に関する税金は複雑な場合もあります。具体的なケースでは、税務署や税理士などの専門家への相談も検討しましょう。
  • 退職金の受け取り方(一時金か年金か)によって税金が大きく変わる場合があります。ご自身のライフプランに合わせて最適な受け取り方を検討しましょう。

関連する知識

参考文献

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税制は毎年変わります。退職金の税金計算を踏まえた最適な対策は、税理士マッチングサービスで複数の専門家から無料見積りをもらって判断するのが安心です。