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最終確認: 2026年4月出典 2

年金繰り上げ・繰り下げ受給シミュレーター

年金の受給開始年齢を変えた場合の月額・総受給額・損益分岐点を計算。繰り上げ(60〜64歳)・繰り下げ(66〜75歳)どちらがお得かシミュレーション。

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  2. 2. 計算ボタンを押す
  3. 3. 結果がすぐ表示

プリセット

  • 📌 60歳繰上げ(最大減額)
  • 📌 65歳標準受給
  • 📌 70歳繰下げ(最大増額)
万円
65
85
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このツールについて

年金は、原則65歳から受給開始となりますが、人生設計に合わせて受給開始年齢を60歳から75歳までの間で選択できることをご存知でしょうか?この「年金繰り上げ・繰り下げ受給シミュレーター」は、あなたの理想のライフプランに合わせて、年金の受給開始時期を早めた場合(繰り上げ受給)と遅らせた場合(繰り下げ受給)で、将来受け取る年金額がどのように変化するかを詳細にシミュレーションできるツールです。 繰り上げ受給を選べば、早く年金を受け取れる安心感がありますが、月々の受給額は減額されます。一方、繰り下げ受給を選べば、受給開始は遅くなりますが、月々の受給額は大幅に増額されます。 本ツールでは、設定した平均寿命に基づき、月々の受給額、生涯にわたる総受給額、そして65歳受給と比較した場合の損益分岐点を一目で確認できます。これにより、「結局、何歳まで生きれば繰り下げがお得なのか?」「繰り上げは本当に損なのか?」といった疑問を解消し、ご自身の健康状態や資産状況、退職後の働き方など、さまざまな要因を考慮した上で、最も賢明な選択をするための客観的なデータを提供します。漠然とした不安を具体的な数字に変え、納得のいく老後資金計画を立てるために、ぜひご活用ください。

計算の仕組み

このシミュレーターでは、以下の計算ロジックに基づき、年金受給額を算出します。 1. **基準月額年金額 (standardMonthly)**:入力された65歳時点での月額年金額が計算の基準となります。 2. **受給開始年齢 (startAge) と増減率の計算**: - **繰り上げ受給(60歳~64歳)**:原則の65歳より受給を早める場合、1ヶ月あたり0.4%の減額率が一生涯適用されます。例えば、60歳0ヶ月から受給開始なら、60ヶ月 × 0.4% = 24%の減額となります。 - **繰り下げ受給(66歳~75歳)**:原則の65歳より受給を遅らせる場合、1ヶ月あたり0.7%の増額率が一生涯適用されます。例えば、70歳0ヶ月から受給開始なら、60ヶ月 × 0.7% = 42%の増額となります。 3. **月額受給額の算出**:基準月額年金額に対し、上記の増減率を適用し、受給開始年齢に応じた月額年金額を算出します。 `月額受給額 = standardMonthly × (100% ± 増減率)` 4. **総受給額の算出**:入力された平均寿命 (lifeExpectancy) と受給開始年齢に基づき、年金を受け取る期間を計算し、月額受給額を乗じて生涯の総受給額を算出します。 `総受給額 = 月額受給額 × (lifeExpectancy - startAge) × 12ヶ月` 5. **損益分岐点の算出**:65歳から受給した場合の総受給額と、繰り上げ・繰り下げ受給を選択した場合の総受給額が同額になる年齢を算出します。これにより、どの年齢まで生きれば繰り上げ・繰り下げが有利になるかを確認できます。 これらの計算を通じて、あなたの選択が将来の年金受給にどう影響するかを具体的な数値で提示します。

使用例

例1:繰り上げ受給で早く安心したいケース

65歳時点で月15万円の年金を受け取る予定だが、60歳から受給を開始し、平均寿命を85歳と仮定した場合のシミュレーション。

入力値:
  • 65歳時の月額年金: 15 万円
  • 受給開始年齢: 60
  • 想定寿命: 85
結果: 月額年金額:114,000円(24%減額)、生涯総受給額:3,420万円。65歳受給開始と比較すると、約80歳10ヶ月で総受給額が同額になります。

60歳からの繰り上げ受給により月額は減りますが、早くから受給を開始できます。80歳10ヶ月を超えて長生きすれば、65歳受給開始のほうが総受給額は多くなります。

例2:繰り下げ受給で年金額を増やしたいケース

65歳時点で月15万円の年金を受け取る予定だが、70歳から受給を開始し、平均寿命を85歳と仮定した場合のシミュレーション。

入力値:
  • 65歳時の月額年金: 15 万円
  • 受給開始年齢: 70
  • 想定寿命: 85
結果: 月額年金額:213,000円(42%増額)、生涯総受給額:3,834万円。65歳受給開始と比較すると、約81歳11ヶ月で総受給額が上回ります。

70歳からの繰り下げ受給により月額は大幅に増えます。81歳11ヶ月を超えて長生きすれば、65歳受給開始よりも総受給額が多くなり、その差は開いていきます。

例3:基準となる65歳受給のケース

65歳時点で月15万円の年金を受け取る予定で、そのまま65歳から受給を開始し、平均寿命を85歳と仮定した場合のシミュレーション。

入力値:
  • 65歳時の月額年金: 15 万円
  • 受給開始年齢: 65
  • 想定寿命: 85
結果: 月額年金額:150,000円、生涯総受給額:3,600万円。この場合、他の受給開始時期と比較する際の基準となります。

原則通りの65歳受給開始時の金額です。このケースを基準として、繰り上げ・繰り下げ選択時のメリット・デメリットや損益分岐点を比較検討しましょう。

計算方法の解説

繰り上げ受給とは

60〜64歳から受給を開始する代わりに、1ヶ月早めるごとに0.4%減額されます(2022年4月以降の制度)。最大60ヶ月の繰り上げで24%の減額となります。

繰り下げ受給とは

66〜75歳まで受給を遅らせることで、1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額されます。最大120ヶ月(10年)の繰り下げで84%の増額となります。

損益分岐点の考え方

繰り上げ受給は早く受け取れますが総額は少なく、繰り下げは月額は増えるが開始が遅れます。損益分岐点を超えて長生きするなら繰り下げが有利です。

よくある質問

繰り上げ受給のメリット・デメリットは何ですか?

メリットは、早く年金を受け取れることで生活費の不安を軽減できる点や、健康状態に不安がある場合に総受給額を最大化できる可能性がある点です。デメリットは、月額の年金額が一生涯減額されること、遺族年金や障害年金の受給に影響が出ることなどです。

繰り下げ受給のメリット・デメリットは何ですか?

メリットは、月額の年金額が大きく増額され、長生きした場合に生涯の総受給額が大幅に増える点です。デメリットは、受給開始までの収入を他の方法で確保する必要がある点や、健康状態によっては増額の恩恵を受けにくいリスクがある点です。また、増額により税金や社会保険料の負担が増える可能性もあります。

一度決めた年金の受給開始年齢は、後から変更できますか?

いいえ、一度請求して年金の受給が始まると、原則として受給開始年齢を変更することはできません。繰り上げ受給を選択した場合、その減額率は一生涯適用されますし、繰り下げ受給を途中で取りやめることもできません。そのため、受給開始年齢の決定は慎重に行う必要があります。

よくある質問

使用のコツ

  • 自身の健康状態や家族の病歴を考慮し、平均寿命だけでなく「自分の寿命」を現実的に予測してみましょう。
  • 年金以外に貯蓄や退職金、iDeCoやNISAといった資産があるかを確認し、それらを合わせたトータルな老後資金計画を立てましょう。
  • 配偶者がいる場合、夫婦それぞれの年金受給開始時期を組み合わせることで、世帯全体での最適な受給計画を検討できます。
  • 繰り下げ受給で年金額が増えると、所得税や住民税、介護保険料などの社会保険料が増える可能性があります。手取り額で考える視点も重要です。
  • 60歳以降も働く予定がある場合は、給与と年金の調整(在職老齢年金制度)も考慮に入れる必要があります。

関連する知識

参考文献

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